こんにちはHonです。
Honは2013年に若くして(当時は35歳以上取得可能)SRRVを取得しました。
あまり明確に覚えてはいませんが、2万ドルを銀行口座に預けて申請した記憶があります。その際は特にコンドミニアムなどを購入しないといけないといった制限はありませんでしたが、記念にコンドミニアムを購入しました。(すでに売却)
最近そのSRRVの年齢制限が一律50歳以上になったと聞いて、びっくりしました。なんでも中国人で最近SRRVを申請する人が急増したため、年齢制限をあげたと噂をされていますが真偽は定かではありません。
そんなSRRVですが、最近は種類も増えてより複雑になったようです。
今日はSRRVについて詳しく解説をしょます。
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Special Resident Retiree’s Visaの略で、フィリピンに移民することなく滞在することができる特別永住ビザです。特別永住ビザなので永住権と言ってもいいようなものですが、アメリカのグリーンカードは米国籍の取得になりますので、フィリピン国籍を取得することなく、フィリピンに永住することができるビザという解釈でいいかと思います。
SRRVは永住ビザですので、ビザの申請をすることなくフィリピンに滞在できます。英語では、Indefinite stay with multiple-entry/exit privileges;という表現で永住を表しています。※Indefiniteは永遠
これ以外にもいくつかメリットがあり、下記が免除されています。
ACR-Iカード
7000ドル相当の関税免除※おそらく荷物をフィリピンに持ってくる際に利用
トラベルタックス(滞在が1年未満の場合)
スチューデントビザ/スチューデントパーミット
その他、PRA Newsletterの無料購読、PRA accredited Merchant Partnersで割引、政府機関での無料サポート、フィルヘルスのベネフィットを受けられるなどです。
以前はSRRVクラシックとSRRVスマイルの2種類くらいしかありませんでしたが、5種類ものSRRVが存在します。せっかくなので、それぞれについて詳しく見ていきます。
私が10年前に取得したのがこれです。以前は35歳以上でしたが、現在は50歳以上に年齢が引き上げられています。こちらは2万ドルの預金(こちらは作成後引き出し不可)を作成する必要があります。
こちらも年齢は50歳以上です。
年金受給者の場合1万ドルの銀行預金+5万ドル以上のコンド購入
年金がない場合は2万ドルの銀行預金+5万ドル以上のコンド購入
※年金受給者出ない場合は、SRRVスマイルにて申請することになります。
※年金は一人だと月800ドル、二人だと月1000ドル
こちらは介護が必要な人向け。月間の年金受給が1500USD以上+1万ドルの銀行預金
こちらは元国際機関に勤務をしていた人限定。預金は1500USDとかなり好条件
元軍隊に所属していた外国人限定。月間年金1000USD以上、預金は1500USDと小さい
上記を踏まえると、後半4つが加わりましたが、基本SRRVスマイルとSRRVクラシックで、コンドミニアム投資が決まっている人はSRRVクラシック、年金を得ていない若い人はSRRVスマイルがいいのではないでしょうか。
10年以上前のことなの明確には覚えていませんが、すべて自分で申請しました。フィリピン・セブ島のSRRVオフィスは、オスメニアサークル近くのクラウンリージェンシーのビルの2階にオフィスがあります。
Original valid Passport with valid /updated Temporary Visitor’s Visa;
Accomplished PRA Application Form;
Original valid Medical Clearance;
Original valid Police Clearance from country of origin, and an additional NBI Clearance, if applicant has stayed in the Philippines for over 30 days from last date of entry;
Photos (8 pieces, 2″x2″);
SRR Visa deposit that is inwardly remitted;
日本で取得する必要のあるものとしては、無犯罪証明書くらいですね。NBIクリアランスもたくさん指紋取られて作成した記憶があります。
取得後ちょうど10年になりましたが、実は古いパスポートを失くしてしまい、SRRVのビザシールがそのパスポートに貼ってあったので、現在そのビザシールを再申請しています。やはり一番のメリットは、ビザなど気にせずに日本とフィリピンを行き来できる点です。日本を出国する際には帰国便あるいは捨てチケットを必ず確認されますが、SRRVのカードを見せると、その確認も必要ありませんので。