こんにちはHonです。
Honはフィリピン・セブ島の大学になじみのある生活をしてきました。
一方で、フィリピン人ではないと国家資格を受けれないことから、実際の大学進学については躊躇をしてきました。
フィリピン・セブ島の大学に実際に通ったことがある人から話を聞くと、授業中に現地語(ビサヤ語)が飛び交ったり、宗教の授業が意味が分からないというネガティブな話を聞くこともありますが、なんとっても破格の授業料でしかも英語で大学に進学できるということで、これからもフィリピン・セブ島の大学に注目していくつもりです。
まずはセブ島にある大学から紹介していき、いずれフィリピンの首都であるマニラにある有名大学の紹介などもしていくつもりです。
もし自分がセブ島で大学に進学するとしたら、セブ市のダウンタウンエリアにある、【サンカルロス大学】か【セブノーマル大学】の二択です。サンカルロス大学は、セブ島にある大学の中で唯一世界大学ランキングにランクインしていることから、日本人をはじめとして、さまざまな外国人に人気があります。一方で、セブノーマル大学は国公立でありかつ看護師や講師の国家試験での合格率が高く、フィリピンノーマル大学(マニラにある)と同じように高く評価されている大学に一つです。
マニラならフィリピン大学・ディリマン校が一番有名ですが、デ・ラサール大学やアテネオ・デ・マニラ大学なども有名です。実際には校風や家庭環境なども踏まえ進学する大学を選びたいところですが、今日は【サンカルロス大学】の紹介にとどまらず、フィリピンの大学についての一般知識から紹介していきます。
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こちらはフィリピン大学・ディリマン校になります。
そもそも、フィリピン大学はさまざまな場所にキャンパスがあり、セブにもフィリピン大学・セブ校がありさまざまな学部を保有しています。その中でもフィリピン大学・ディリマン校は、入学選抜が厳しく、また過去に多数の大統領を出していることでも有名です。フィリピンの大学は入りやすく、卒業しやすい入学選抜形式を採用している中で、フィリピン大学・ディリマン校の入学選抜が厳しいということで、それくらいフィリピン中から入学するために集まっている大学と言えます。
フィリピン大学・ディリマン校のフィリピンでのランキングはもちろん1位です。それでは世界ランキングは何位なのかと調べてみたところ、
世界ランキングは404位ということです。
前述したアテネオ・デ・マニラ大学が563位でフィリピンで2位、デ・ラサール大学が681‐690位でフィリピンで3位、参考までにセブ島のサンカルロス大学はセブ島で唯一のランクインというだけでなく、フィリピン全体で5位となっています。
こちらはサンカルロス大学と同じ世界ランキングの日本の大学の一覧です。山形大学、青学、立教大学、関西大学、関西学院大学などそうそうたる有名大学が同じランキングです。これを踏まえるとサンカルロス大学の偏差値は、
60‐65
くらいではないかと考えいます。そもそも、サンカルロス大学の入学試験は日本の大学とは違い、ある程度の要件さえそろえばほぼ全員が入学を求められる傾向があります。そうはいっても英語力は少なくともセンター試験で英語の偏差値60‐65程度は最低ラインとして必要と考えます。
そもそもフィリピンの大学を偏差値で図ることは非常に難しいですが、日本の大学の世界ランキングでの位置から推測して、偏差値60‐65くらいの難易度の大学である、ということができます。
学校タイプ:私立学校/カトリック学校/共学
学期制 :2セメスター/年
入学試験 :有り
新入生数:20,000人
年間学費:50,000−80,000ペソ(125,000-200,000円)
キャンパス情報:
USCはセブの中心エリアに5つの校舎がある。P. del Rosario Stのダウンタウンキャンパス(公式メインキャンパス)、Gov. M. Cuenco Ave., Brgy沿いのタランバンキャンパス、Gen. Maxilom Ave沿いのノースキャンパス(North Campus/以前は男子校キャンパス)、corners J. Alcantara St. (P. del Rosario Ext.) and V. Rama Avenue沿いのサウスキャンパス(the South Campus以前は女子高)、そして最も新しいものがF. Sotto Drive (at the back of USC North Campus).にあるMontessori Academyとなる。
–ダウンタウンキャンパス (P. del Rosario Street Cebu City 253-1000)
–タランバンキャンパス(Talamban Cebu City 230-0100)
–北キャンパス(General Maxilom Avenue Cebu City 233-3145 /231-4012)
–南キャンパス(J. Alcantara Street Cebu City 254-0117)
–モンテソーリアカデミー(F. Sotto Drive Cebu City 254-9385)
サンカルロス大学(USC)はセブに位置しており、1935年よりSociety of the Divine Wordによって承認・運営されているカトリック系の私立大学である。 私立全寮制高等学校、義務教育、80の大学の学部、85の大学院学部を持っており、8つの校舎と27の学部を通じて幅広い学問分野を提供している。総合レベルとしても、セブ島&ビサヤ地区でトップ。フィリピン全体では10位前後に入る。2016年に初めてQSアジア大学ランキング301-350位にランクインしたセブ島ではトップの大学。(ビサヤ州の大学でランクインしているのは2つのみとなり、セブのUSCと、ドゥマゲッティのSilliman Universityのみがフィリピンの中で世界的に有名な大学とされている)
学費も他大学に比べて高額なことから、フィリピンでは良家の子女が通う学校だ。よってセブ島だけではなく、ビサヤ地区全体から優秀な人が集まる。
コース一覧をご覧の通り、USCではかなり幅広いコースを提供している。大学・大学院どちらともセブ島内では最も多くのコースを提供している。中でも特に強いのが法学・経営学・社会科学系だ。
学費が高い分、施設もフィリピンの大学の中では一番整っていて、全教室に空調完備、また図書館・自習室・スポーツ用のグラウンド等の施設も充実している。タランバンキャンパスはセブ島の大学では最大級の広さで、校舎内にジプニー(乗り合いバス)が走ってるほどだ。
また交換留学等で海外大学との提携も広く行っているため、外国人学生受け入れの実績は高い。日本では山形大学と提携していて、毎年数十名の学生がサンカルロス大学で短期的に学んでいる。
USCがアジアで最も歴史ある教育機関であるという主張が大学側からなされているが、一方でUniversity of Stoもアジアでも最古の大学と主張しているため、両者の間で長い期間議論が巻き起こっている。
こちら続きはUniversity of San Carlos(サンカルロス大学)ZEN English公式サイトをご参照ください。
こちら文化系学部が強い大学として有名ですので、ビジネス系学部、会計学部、ロースクールなどが有名ですが、看護学部も比較的高い評価を受けています。
サンカルロス大学への入学をご検討の方は、上記でも紹介したZEN Englishの【2024年合格】サンカルロス大学(セブ島大学)大学・大学院進学コースをご参考ください。
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